駿台出身の現役東大生に聞きました!

「駿台経由東大行き」を
経験した先輩たちに
アンケートを実施!

「東大に合格するような人に苦手科目なんてあったの?」「そもそも東大の魅力って何?」普段はなかなか聞けないような質問に、駿台で学んだ現役東大生が答えてくれました。

Q1.ズバリ、あなたにとって 東大の魅力は何ですか?
駿台からのコメント

さまざまな意見が並びましたが、目立ったのは友人や教員のレベルの高さについて。たしかに東大には全国から優秀な仲間が集います。そこから多くの刺激を受けているようですね。

目次

Q2.東大受験を決めた時期はいつですか?

東大受験を決めた時期は高2までが86%

合格者の8割以上
高2までに東大受験を決心

駿台からのコメント

「高校入学を機に周りの友人・環境に影響を受けた」という声が目立ちました。また「小学生の時から東大を考えていた」人も少なからずいました。
もちろん受験するところを早く決めた方がそれだけ対策に時間を割けるのはたしかですが、大切なのは「しっかりとした志望動機を持っているか?」。志望動機の強さ・明確さが勉強を続けるエネルギー源であり、ラストスパートで差がつく要因です。

Q3.受験期の得意科目・苦手科目は何でしたか?

得意教科、文系は数学、理系は英語。苦手教科、文系は英語、理系は数学・国語。
駿台からのコメント

文系では意外(?)なことに数学を得意科目として挙げた人が最も多かった一方、理系ではその数学を苦手科目に挙げていた人が多いという結果になりました。また、「英語が苦手科目だったけど夏以降の追い込みで得意科目に変わった」という経験の持ち主も。
肝心なことは「基礎力を高めるまでの段階で苦手科目を作らない」です。いくら得意科目の実力を伸ばしても苦手科目の「穴埋め」になってしまっていては、総合的に合格点には届きません。

Q4.東大入試本番において「勝負を分けた」と思った科目は何ですか?

本番で勝敗を分けたと思う教科は、文系は数学、理系も数学

文理どちらも、本番では数学がポイントになったと回答

駿台からのコメント

数学という科目の性質上、解ける時は正解までのルートがはっきり見え、解けない時は自分でもできていないことを、答案を作りながら自覚してしまいます。それだけに「数学での出来はメンタル面に及ぼす影響が大きい」と言えるのかもしれません。
また、英語を挙げた人のなかに「最後の一秒まで粘って完答し、次の科目への自信になった」というコメントもありました。最後まで粘るのは東大入試であっても同じことです

Q5.東大の過去問に取り組み始めたのはいつですか?

高3秋で50%の人が東大の過去問に取り組み始める

半数以上が「高3の秋以降から本格的に取り組み始めた」

駿台からのコメント

高3の秋までは「しっかり基礎力を身につけていた」というコメントが多くみられました。また共通意見として、「がむしゃらに解けばいい」ということはなく、復習したり何回も解きなおしたりといった形で、東大が何を問うているのかに目を向けていたようです。その「本質」が見えてくると、入試本番でも自信を持って臨めるはずです。過去問から東大のエキスをしっかり吸い取りましょう。

Q6.模試をどのように活用しましたか?

解答解説を隅々まで読み、抜けていた知識を見つけたら教科書に書き込みをして、いつでも読み返せるようにした(文二)

東大実戦模試や駿台全国模試は特に時間をかけて復習した(理一)

本気で得点を取りに行き、成績優秀者になることを目標にしていた。過去問と同じように扱い、3回復習した(文二)

本番をイメージして、心を落ち着けたり、力を出し切る練習の場としていた(理一)

時間配分の練習、部分点をもらう記述の練習(文一)

満腹になると眠くなるので、昼食のメニューの量を決めて対策のひとつとしていました(文三)

勉強のモチベーションにした(文三)

駿台からのコメント

総じて言えるのが、とにかく模試の「うまみ」を徹底的に吸い尽くすのが大切ということでした。模試の「うまみ」とは緊張感や初見の問題に対しての対応力といった実戦経験だけでなく、志望者のなかでの自分の現在地がわかる、自分の客観的な弱点がわかるといったことです。決してやりっ放しにはしないことが大切です。なかには「一度解いた問題は解答がわかってしまっているので意味がない」という声も聞きますが、それなら「解答解説と同じ説明ができるか」という視点で取り組んでみてください。

Q7.駿台で、特に合格の役に立ったイベント、システム、アドバイスなどありましたか?

クラス担任/進路アドバイザーとの面談

クラスリーダーおよびクラスリーダーが実施したイベント

入試情報や成績開示データから見た入試分析
添削指導

東大用解答用紙の無料配布

講師に気軽に質問できた

駿台からのコメント

駿台には高校生クラスに進路アドバイザー(駿台職員)とクラスリーダー(現役大学生)、高卒クラスにクラス担任(駿台職員)がおり、受験生と学習状況などの面談を随時、何度も行っています。そこでのコミュニケーションが役に立ったとの声が多かったです。
他にも、駿台では東大志望者を徹底的にサポートしていくシステムやイベントが整っています。本サイト内「東大合格への駿台ルート」をぜひご覧ください!

Q8.(部活などで忙しかった方)勉強との両立で気を付けたことはありましたか?

スキマ時間の有効活用。

電車の中で単語帳やノートを見たり、頭の中で世界史のストーリーを思い出しながらスマホにメモしてあとで添削してみた。

リスニングなど、英語は毎日触れるようにした。

定期試験には全力で臨む。

自分のキャパシティを過信しない。

学校行事や部活が忙しくなることを見越して、夏休みに周りよりも勉強量を増やしていた。

睡眠時間の確保

駿台からのコメント

多く挙がった意見は、やはり少しでも空いた時間を有効に使うということ。朝早く起きたり、電車での移動中を使ったりと工夫しています。1回の時間は少なくても、これが毎日続くとやがて大きなアドバンテージになるでしょう。ここでのポイントは計画性と継続性です。先を見越してコツコツ動ける人が強い!壮大な計画は立てるけれど続かない…ということがないようにしましょう。どうしても自分に甘くなってしまう人は、あらかじめ自分の計画を周りに宣言しておくというのもひとつの手です。

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