駿台出身の現役慶大生に聞きました!

「駿台経由慶大行き」を
経験した先輩たちに
アンケートを実施!

「慶大合格のポイントは?」「そもそも慶大の魅力って何?」普段はなかなか聞けないような質問に、駿台で学んだ現役慶大生が答えてくれました。

駿台からのコメント

回答から総じて言えるのが、慶大生は本当に大学のことが好きで、大学に誇りを持っており、それは決して他の大学との比較から生まれているものではないということです。慶應義塾大学のなかで脈々と続く歴史や、慶大出身生の活躍がそうさせるのでしょう。端的に「慶應ブランド」という言葉で表している回答もありました。受験生のなかでもこのような歴史や校風に魅力を感じる人は多いようです。

目次

Q2.慶大受験を決めた時期はいつですか?

駿台からのコメント

慶大を選んだきっかけとして目を引くのが、家族や親戚に慶大出身者がいたり、その慶大出身者から勧められたりしたということ。今回のアンケートでは小・中学生の時にそのような影響を受けたとの回答も見られました。これは慶大ならではの特徴で、卒業生の母校への愛校心はとても強いです。またOBOGとのつながりが非常に強いことでも有名です。

Q3.慶大の過去問に取り組み始めたのはいつですか?

駿台からのコメント

高3の夏以降から過去問に取り組み始めたという声が大半でした。慶大受験において気になるところと言えば、文系学部でも国語の試験は課されず、一方で論文が必要になるということ。過去問演習のなかでも論文はイマイチ取り組みづらいところだと思います。少なくとも、自分の感覚だけで“よし”とせず、必ず学校の先生などにみてもらうようにしましょう。駿台でも季節講習会などを通じて慶大論文指導をしています。

Q4.受験期の得意科目・苦手科目は何でしたか?

駿台からのコメント

理系では化学を得意科目に挙げた人が最も多かったです。「本質を理解していないと解けない問題が多かったので、公式だけではなく、原理までしっかり理解するようにした」というコメントもありました。

文系は、慶大合格のためには何と言っても英語が大切。全体のなかでも非常に大きな配点を占めるのが英語であり、難易度も高いです。たとえば文学部では毎年長文問題1題しか出題されないですが、それは慶大がその問題に自信を持っているという裏返しでしょう。

苦手科目では文系で国語が挙がっています。入試科目に課されていないので、英語や地歴と比べて国語に費やす時間が少なくなるでしょうが、だからと言って国語をないがしろにすべきではありません。慶大以外の大学では文系ならば国語は避けて通れません。併願先の受験で困らないよう、国語の勉強時間がゼロになることは避けましょう。

Q5.慶大入試本番において「勝負を分けた」と思った科目は何ですか?

駿台からのコメント

文系にとっての英語はやはり全体のなかにおける配点の高さがポイント。それに加え、経済学部では客観式部分で基準点を超えないと自由英作文を採点してもらえないというルールもあります。理系の化学も同様に配点は高い。また、文理ともに「すべての科目」という回答も見られました。

Q6.いくつ出願しましたか?
(1入試方式=1個)

駿台からのコメント

あくまで出願数の目安として捉えてください。慶大志望者は慶大へのこだわりが強く、併願先を慶大内で固める人も珍しくありません。また、特に文系は東大や一橋大などの国公立大学志望者の併願先としても人気があります。

そのうち早慶はいくつ出願しましたか?

駿台からのコメント

「早慶」という括りで見てみると、慶大合格者は文系で約4つ、理系で2つが平均出願数となりました。もちろん必ずしもその数出願しなければ合格できないというわけではありませんし、「数を撃てば当たる」ということでもありません。ただ、早慶は同系統の学部が重ならないように入試日程が組まれていますので、私大最難関の合格を得るためのチャンスの場はある程度用意しておいてもよいでしょう。

Q7.駿台で、特に合格の役に立ったイベント、システム、アドバイスなどありましたか?

講習会の慶大論文対策講座

駿台スタッフとの面談

講師に相談に乗ってもらった

合格体験談

自習室

保護者会

模試で客観的視点から弱点を洗い出せた

駿台からのコメント

講習会に設置されている論文講座が役に立ったとの声が多数あり、「駿台の講習会と過去問演習だけで十分本番に対応できた」とのこと。そこでの添削も効果的だったようです。

駿台では、一人ひとりに対して志望や学力状況に応じた面談を実施しています。そのなかでのアドバイスが「合格までの支えになった」という感想もあります。また、保護者会も定期的に実施しています。最新入試情報などを保護者の方にもご理解いただくことで、受験期へ万全の準備や心構えができます。

Q8.(部活などで忙しかった方)勉強との両立で気を付けたことはありましたか?

駿台の予習・復習だけは欠かさないようにした

1ヵ月の勉強スケジュールを立てておく

朝勉強する

単語・文法の勉強だけは毎日欠かさずやると決めていた

駿台の自習室が開いているうちは自宅に帰らず勉強するようにした

移動時間を有効活用する

部活には目一杯取り組み、引退したら勉強に集中するようにした

駿台からのコメント

回答は大きく2つに割れました。勉強スケジュールを立てたりルーティンを作ったりして日々コツコツと勉強を進めていくという意見と、部活が終わってから一気に勉強モードに切り替えたという意見です。これらは、決してどちらかだけが正解ということはありません。合格者が語っているのですから、ある意味どちらも正解です。

肝心なのは、いずれにしても勉強に集中できていたかがポイントになるということ。本当に質の高い勉強は短時間でも頭が疲労します。「自分と同じように部活をやっているのに成績が良いあの人は、いつ・どのように勉強しているのだろう」と思った方は、テストを受けている時のようなフル回転で自習も取り組めているかどうか、を考えてみてください。

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